【ストローク】モチベーションのキー

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最近、”ストローク”の大きさをとても強く感じています。

 

ストロークは交流分析(TA)では、注目という意味で使われていて、モチベーションのキーとなるものです。

 

例えば、私に誰かが「おはよう」とにっこり笑いかけてあいさつをしてくれたとします。

これもストロークのひとつで、私の”存在に対する肯定的なストローク”になります。

(ストロークにはいくつか種類があります)

 

人間はストロークなしでは生きていけないと言われています。

小さな子どもがいたずらをしたり、無理に怒られるようなことをして、母親の注目を得ようとすることによく表れているのではないでしょうか。

 

以前、ファイナンシャルプランナーの集まりで、ある先生が「この中で中島さんが一番成功するかもしれないな」と言ってくれたことがあります。

そこには、すでにご活躍されている先輩のFPばかり。

しかも、私が成功する根拠もなく(私の実力や実績も知らずに)、先生がおっしゃったことです。

でも、なぜかその言葉が忘れられず、私の中では大きな励みになっています。

 

それとは逆にマイナスのストロークもあります。

私の夫は精神的に不安定で、人に対して人格を否定するような言葉をよく口にします。

今までにどんなにひどい言葉を浴びせられたことでしょう。

「おまえは人間のくずだ!」とまで言われてしまいました。

はじめのうちは、彼の状態を受け止め、その言葉を心の中にいれないようにしてきましたが、そのバリアが崩れてきてしまい、どんどん自分に自信をなくしてきてしまいました。

そして、ほんのささいな言葉にも反応して傷ついていることがあります。

 

ただ、私には仕事の仲間やプライベートのお友達がいつもプラスのストロークを投げてかけてくれるので、救われています。

また、心の勉強をしていることで、助けられていることもあります。

 

このように、ストロークは人にとって大きな意味を持つのです。

 

彼も私からのストロークを欲しくて、暴言を吐くのかもしれませんね。

また、私がそんな彼から逃げようとしていることが私から彼へのマイナスのストロークになっているのかもしれません。

 

BCBプログラムを学びながら、皆さんと一緒に考えていけたらいいなあと思っています。

 

 

 

中島 啓子
プラチナ・コンシェルジュ 所属
BCBファシリテータ
ファイナンシャル・プランナー
主婦層を対象とした講演から企業研修まで幅広く講師活動を展開している。
窓口・渉外担当者向けに、BCBのコミュニケーションスキルを取り入れた、顧客との距離を縮めるアプローチ法などを伝えている。

(株)プラチナ・コンシェルジュへ:
http://www.pt-con.jp/


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