2008年6月アーカイブ

 

私は子どもの自転車の補助輪をはずすのが得意です。

←工具を使ってという意味ではありません(笑)。

 

友達のお母さんに頼まれてある男の子の自転車乗りの練習を一緒にしてあげた時のことです。

 

まずは、「怖い」という気持ちを取り払うことが大切。

それには、彼と私との間にラポール(信頼関係)を築かなくてはなりません。

 

絶対転ばないように、自転車を支えながら伴走します。

「つかまってるからね。大丈夫だよ。」

 

そして、次のステップはストローク。

「すごい、すごい、自分で走ってるんだよ。」

いっぱい声をかけます。

 

彼は20分後にはひとりで自転車をこいでいました。

 

ストロークは日ごろからの声かけがあって、ラポールがあってこそ最大の力を発揮します。

 

 

 

先日、生協の総代会があり、総代として、参加してきました。

 

久しぶりに会う面々・・・

生協の組合員活動を盛んに行っていたので、知人が多くいます。

 

「会えてうれしい」と何人もの知人から声をかけられました。

 

また、昨年「キャリアアップ講座」を開催し、その時の受講者からも話しかけられました。

 

「あの講座のおかげで今の私があります。」と。

私の講座を聞いて、自分の目標のために一歩を踏み出したのだとか。

彼女はとってもきらきらと輝いていました。

 

議論が白熱し、発言する人と議長が感情的に言い合っている場面を見た知人に

「中島さん、来年は議長になって、コミュニケーションをとった言い方をして!」なんて言われました(笑)。

 

任期がきたら辞めようと思っている総代ですが、多くのストロークをもらい、とても心地がよかったのを覚えています。

プラスのストロークをもらい、そしてプラスのストロークを返す・・・

ストロークのキャッチボールが信頼関係を築いていくのだと実感した1日でした。

 

 

 

 

 

 

先日、資格試験を受けたことは書きましたが、試験前、ほとんど毎日”泣き”がはいっている状態でした。

 

勉強を始めたのが試験の1か月前。

 

短期間で勝負するため、計画を立てましたが、直前になり夜中にまでかかる仕事がはいり、思ったようにできません(涙)。

特に最後の1週間は勉強をしたかったのですが、次の日までにやらなくてはならない仕事が次々にはいり、勉強を始めるのが夜中の1時とか・・・

 

気づくと寝てる状態。

 

そんな状態を親友にメールで愚痴ったら

「頑張れ~。そこを踏ん張って今までもがんばってきたんだから、啓子ならできるよ」と返事が返ってきました。

 

なんか涙でてきました・・・

 

そして、また気を取り戻して最後までがんばることができました。

言葉の持つ力って偉大ですね。

 

試験の良い報告ができるとよいのですが・・・

こればっかりは、結果がきてみないことにはなんともいえません(苦笑)

 

 

私の実家は長野県の諏訪市にあります。

OL時代、ボランティアで諏訪市野球協会のうぐいす嬢をしていました。

 

諏訪から東京に出てきてもう十数年経ちますが、毎年のように野球協会のおじ様たちに呼んでいただいて、アナウンスを続けています。

 

そして、今週末も大会があり、試合を担当してきました。

 

今回は、東京の私の友人が「野球のアナウンスをするのが夢」だと言うので、一緒に連れて行きました。

彼女は、二人のお子さんを育てながら、仕事も毎日夜遅くまでこなし、いつも周りの人のために行動しているような人です。

しかし今回はふたりの子どもをおいて、初めて自分のやりたいことを優先させて来たということでした。

 

あまり天候がすぐれない中試合が行われ、彼女は無事念願のアナウンスすることができました。

とても、喜んでくれて、「一生の思い出になりました」と。

 

そして、野球協会のおじ様たちも喜んでいました。

素敵な人に来てもらえたことを。

 

私がさらにうれしく感じたのは、おじ様たちが彼女のために、地元で有名なお菓子をお土産にわざわざ買いに行ってくれたり、彼女の記念に(子どもたちにも聞かせてあげなさいと)アナウンスの録音をテープにとって、彼女の思い出をより素敵なものにしてくれたことでした。

 

そして、私にとっても有意義な時間でした。

ときどき、東京の生活に疲れを感じることがあります。

ここ数日は睡眠時間が少なかったこともあり、疲れを感じていました。

そんな中、実家に帰って温泉につかり(私の実家のお風呂は天然温泉です)、マッサージ器にかかり(笑)、母の作ってくれるご飯を食べ、一緒に野球のアナウンスをしている親友とおじ様たちに会って、とても癒されました。

 

親友やおじ様たちの前では、私は素のままでいることができます。

そして、おじ様たちは

「よく帰ってきてくれたな」

「啓子、がんばってるな」っていつも声をかけてくれます。

まさに、存在に対するプラスのストロークです。

 

「帰れる場所がある」というのは、大きな安心感を与えてくれます。

そして、また「東京で頑張ろう!」って思えるのです。

 

この人たちと仲間でいられることがとても幸せに感じた2日間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またまた日にちがあいてしまいました。

ここ何回かこんな書き出しばかり。言い訳から始まってます(汗)。

 

今回は「資格試験」の勉強のために、毎日睡眠時間を削って格闘してました。

 

さて、先日ある仕事を目の前にして、二人の方が全く違うアプローチで私に声をかけてくれました。

Aさん「中島さんが思うように自由にやってください」

Bさん「絶対に失敗しないでください」

 

仕事は、どれも重要です。

内容に対する責任の重さなどがたとえ違うとしても、私の仕事に対する姿勢は変わりません。

しかし、AさんとBさんの声かけで明らかに私に変化がありました。

 

Aさんとの仕事は、私のNC(自然な子ども)が引き出され、いろいろなアイデアが浮かび、気持ちよく仕事が進みました。

Bさんとの仕事は、私のCC(従順な子ども)が引き出され、失敗をおそれて委縮して、一向に前に進みません。

 

AさんもBさんも「仕事を成功させたい」と思っている気持は同じだと思うのですが、アプローチがNP(養育的な親)とCP(批判的な親)の違いがあります、

NPは青の状態といい効果的なコミュニケーション、CPは赤の状態といい非効果的なコミュニケーションです。

青の状態は相手の青の自我状態を引き出し、赤の状態は相手の赤の自我状態を誘います。

 

私たちは相手が赤の自我状態でアプローチしてきても、青の自我状態で接することが大切なのですが、やはりそう簡単なことではありません。

 

逆に、もし、私が相手に声をかけるのだったら、やはり青の自我状態で声をかけようと思った出来事でした。

その方が、効果的な結果が得られる可能性が高いからです。

 

同じように

十分な勉強がでいないままのぞんだ試験に対しても

「今ある力を出してくればいいよ」と「絶対落ちないように」と言った人がいました(笑)。

 

 

 

またまた、日にちがあいてしまいました。

FPの仕事で原稿の執筆に追われ、やっと一段落し、ブログを更新している次第です。

 

さて、先日BCBプログラムの創始者であるエーブ先生が来日し、ベーシックコースに運営スタッフとして参加させていただきました。

 

初めてお会いしてから何年も経ちますが、エーブ先生は変わらずお若くて、お元気で、優しくてパワフルでした。

 

このときの様子をセミナーレポートとしてメルマガで配信していますので、ぜひ、この機会にご登録されてはいかがでしょうか?

 

メルマガ「 『よりよい人間関係とコミュニケーション・スキル』

http://www.bcb.jp/mm/index.htm

 

よく、テキストなどを読んでいると著名人の名前が出てきますが、そんな先生の講座をライブで受けられるなんて、なんて幸せなことかと思います。

 

やはり、お会いして感じること・伝わることって大切だなあと改めて感じた中島でした。

 

また、チーム医療の梅本社長をはじめ、スタッフの佐々木さんたちとお仕事をさせていただいていつも感じるのは、とても気持ちがよいことです。

 

コミュニケーション講座の中でも、ブログの中でもでてくる【ストローク】が自然に行われているからなのでしょう。

 

ということで、またまた【ストローク】に関して書いていきたいと思っています。

 

 

 

中島 啓子
プラチナ・コンシェルジュ 所属
BCBファシリテータ
ファイナンシャル・プランナー
主婦層を対象とした講演から企業研修まで幅広く講師活動を展開している。
窓口・渉外担当者向けに、BCBのコミュニケーションスキルを取り入れた、顧客との距離を縮めるアプローチ法などを伝えている。

(株)プラチナ・コンシェルジュへ:
http://www.pt-con.jp/


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