【近況報告】野球のアナウンス
私の実家は長野県の諏訪市にあります。
OL時代、ボランティアで諏訪市野球協会のうぐいす嬢をしていました。
諏訪から東京に出てきてもう十数年経ちますが、毎年のように野球協会のおじ様たちに呼んでいただいて、アナウンスを続けています。
そして、今週末も大会があり、試合を担当してきました。
今回は、東京の私の友人が「野球のアナウンスをするのが夢」だと言うので、一緒に連れて行きました。
彼女は、二人のお子さんを育てながら、仕事も毎日夜遅くまでこなし、いつも周りの人のために行動しているような人です。
しかし今回はふたりの子どもをおいて、初めて自分のやりたいことを優先させて来たということでした。
あまり天候がすぐれない中試合が行われ、彼女は無事念願のアナウンスすることができました。
とても、喜んでくれて、「一生の思い出になりました」と。
そして、野球協会のおじ様たちも喜んでいました。
素敵な人に来てもらえたことを。
私がさらにうれしく感じたのは、おじ様たちが彼女のために、地元で有名なお菓子をお土産にわざわざ買いに行ってくれたり、彼女の記念に(子どもたちにも聞かせてあげなさいと)アナウンスの録音をテープにとって、彼女の思い出をより素敵なものにしてくれたことでした。
そして、私にとっても有意義な時間でした。
ときどき、東京の生活に疲れを感じることがあります。
ここ数日は睡眠時間が少なかったこともあり、疲れを感じていました。
そんな中、実家に帰って温泉につかり(私の実家のお風呂は天然温泉です)、マッサージ器にかかり(笑)、母の作ってくれるご飯を食べ、一緒に野球のアナウンスをしている親友とおじ様たちに会って、とても癒されました。
親友やおじ様たちの前では、私は素のままでいることができます。
そして、おじ様たちは
「よく帰ってきてくれたな」
「啓子、がんばってるな」っていつも声をかけてくれます。
まさに、存在に対するプラスのストロークです。
「帰れる場所がある」というのは、大きな安心感を与えてくれます。
そして、また「東京で頑張ろう!」って思えるのです。
この人たちと仲間でいられることがとても幸せに感じた2日間でした。
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