2008年8月アーカイブ

大人になると、褒められることって少なくなりますよね。

たぶん、とても頑張っていたとしても、それをわざわざ「頑張っているね」なんて声をかけてくれる人は少ないのかもしれません。

特に日本人は、そのような言葉がけが少ないと言われています。

それでも、私はプラスのストロークを受けることがとても多いと思います。

それは、周囲にプラスの言葉かけをしてくれる友人や仲間が多いからです。

そうすると、私も相手の良いところを言葉などで表現しようという気持ちになり、プラスのストロークを投げかけることが自然と多くなります。

そんな仲間が多いことに感謝しています。

しかし、マイナスのストロークを受けることももちろんあります。

その言葉はとても心の奥までつき刺さります。

もちろん、マイナスのことを伝えるということは生活の中では必要なことでもあり、大切なことです。

しかし、その伝え方によって、その内容はマイナスのストロークにもなり、プラスのストロークにもなりうるのです。

マイナスのストロークは、良い結果を望むのであれば、決して賢いものではありません。

なぜならば、良い行動を妨げる要因になるからです。

そして、マイナスなこと（否定的なこと）を相手に伝えるためには、相手との信頼関係（ラポール）が不可欠になります。

そして、その信頼関係（ラポール）を築くためには、日頃からのプラスのストロークが必要というわけです。

ぐるぐる回転してしまいましたが、

マイナスはマイナスをひきつけ、プラスはプラスをひきつけます。

もし、相手と信頼関係を築きたかったら・・・

そして、自分の欲しい結果を望むなら・・・

プラスのストロークを投げかけることです。

キャリアカウンセリングの理論で、ドナルド・E・スーパーは

キャリアとは「人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせ」と定義しています。

そして、この概念をレインボー（虹）に例えてライフ・キャリア・レインボーを作りました。

レインボーの長さはライフステージ（キャリアの段階）を示し、レインボーの幅はライフロール（キャリアの役割）を示します。

ライフステージの中でさまざまな役割を演じるのですが、その役割として

息子・娘

学生

職業

ホームメーカー

余暇を楽しむ人

市民

などがあげられます。

（参考：日本マンパワー「CDA受験対策テキスト」）

私はこのブログを更新しなかった１ケ月の間・・・

このライフロールがうまく築けずに、レインボーとして輝くことができない状態にありました。

母

プラチナ・コンシェルジュとしての職業人

個人事業主としての職業人

町内会育成部部長

PTA学級代表委員

生協キャリアアップ委員会委員長

生協の他委員会のメンバー

キャリアカウンセラーを勉強する学生

諏訪市野球協会放送部員

などなど

・

・

・

仕事に追われる中、思いがけず幅を占めたのが町内会の育成部の部長としての役割。

この時期、ラジオ体操、盆踊り大会、子ども映画鑑賞会と行事が目白押しでした。

ラジオ体操には150人ほどの人が集まりますし、盆踊り大会では焼きそば・フランクを2日で1300食完売しました。

これから行われる映画会には230人もの人が集まります。

仕事しながら、勉強しながら、上記の取りまとめなどもし、完全に自分のキャパを超えてしまいました。

睡眠時間がなくなり、頭が回転しなくなり、仕事でミスを重ね周りに迷惑をかけ、萎縮し自信をなくし、マイナスのスパイラルに落ちていってしまったのです。

それなのに、次から次へとハプニングもやってきます。

ラジオ体操のラジオの電池が切れる→コンビニに走る

カブトムシを100匹配って欲しいと頼まれる→子どもたちをしきる

企画した講演会の講師が時間を間違え来ない→1時間30分私が話をしてもたせた

などなど

く、苦しかった～。

このマイナスのスパイラルから抜け出すための一歩は”捨てること”。

まず、手放したのが自分でなくとももできる「仕事」でした。

今まで頑張ってやってきた「仕事」を手放すには大きな葛藤がありましたが、もう一度自分の広義でのキャリアを見直すよいきっかけとなりました。

また、今回、メンタルヘルスの重要性も実感した中島でした。