【赤の状態】なんでだろう?

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ときどき、ある特定の人と接するときに、気分がのらないと感じることがある。

 

どうしてこの人とメールしたり、話をしたりすると、気分が沈んだり、イライラしたりするのかなあ?と考えてみた。

 

なんでだろう?

 

相手のことが嫌いなわけでもないんだけど・・・

 

相手の中に、自分の嫌いな部分を見るから?

相手に嫉妬やねたみがあるから?

 

などなど、いろいろ考えてみたのだけど・・・そのような理由ではない感じ。

 

そして、自分の中での結論がでたのは・・・

相手は「赤」の自我状態でいることが多いということ。

だから、私の「CP(批判的な親)」や「CC(従順な子ども)」「RC(反抗する子ども)」が引き出されやすいのだ。

 

赤の自我状態を青の自我状態に切り替えるには、結構エネルギーが必要。

たとえば、CC(従順な子ども)が引き出された私は、かなりいじけている。

自分に対して、マイナスの言葉がけをしていたりする。

「私、頭悪いし・・・」といった具合。

 

これを青の自我状態に持っていくには、自分の中でモチベーションをあげて「NC(自然な子ども)」で

「頑張ろう」「これができたらすご~い」「わかると面白い!」なんて自分の中で処理をするのだけど・・・

それが簡単にできる時もあるし、なかなかできない時もある。

そして、なんとか「青」の状態で返そうと私の中でのコンピュータがぐるぐる動いている。

 

だから、赤の状態が多い相手は、本能的に避けたいと思ってしまうのだ。

労力使うもん(笑)。

 

逆に青の状態が多い人は、その人の発する言葉自体が「プラスのストローク」だから、モチベーションは上がるし、自分の青の自我状態も引き出されやすく、何よりも自分が気持がいい。

 

同じ色の自我状態の交流は「相補交流」といって断ち切れることなく、続く交流。

赤は赤の交流が続くし、青は青の交流が続く・・・その交流を続けることは、交流としてはスムーズな流れ。

簡単なのです。

 

ということは、やはり自分が「青の自我状態」でいれば、相手の「青の自我状態」を引き出しやすくなるから、やっぱりまずは自分が「青」でいることが大事なのかな。

 

自我状態のことを知ると、コミュニケーションにとても役立ちます(*^^)v

 

※「青の自我状態」は効果的な自我状態で、うまく感情を共有し、自分の欲しいものを求めたり、相手の欲しいものを与えることができます。

※「赤の自我状態」は非効果的な自我状態で、意思伝達がうまくいかず、望む反応は返ってきません。

 

 

 

 

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中島 啓子
プラチナ・コンシェルジュ 所属
BCBファシリテータ
ファイナンシャル・プランナー
主婦層を対象とした講演から企業研修まで幅広く講師活動を展開している。
窓口・渉外担当者向けに、BCBのコミュニケーションスキルを取り入れた、顧客との距離を縮めるアプローチ法などを伝えている。

(株)プラチナ・コンシェルジュへ:
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